にじさんじは現在とても人気のVtuberの大手事務所で、オーディションは18歳以上であれば未経験でも応募できます。
オーディションには1度だけでなく何度も挑戦できますが、基本をしっかりと押さえていなければ何度も受けても合格するのは難しいです。
合格を勝ち取るにはライバーとしての実績だけでなく、事前準備もしっかりと整えておく必要があります。
にじさんじに所属するVtuberは、何度も受けて合格した人が実際には多いです。
本記事ではにじさんじのオーディションに落とされる原因と、受かるために必要なことをご紹介します。
Vtuberとして活躍したい人は、本記事の内容を参考にして事前準備を整えてください。
- にじさんじのオーディションで落とされる人の主な原因
- にじさんじのオーディションを受けた人の倍率
- にじさんじに合格するために準備しておくべきこと
- Vtuberの実績作りに使えるライブ配信アプリ
Contents
にじさんじのオーディションで落とされた人の主な原因3つ
Vtuberのオーディションの合格率は、1/1,200でとても狭き門であることがうかがえます。
にじさんじの場合も合格率はとても低く、Vtuberに対する熱意や合格後の活動方針が分かりにくい場合は落とされる場合がほとんどです。
ここからはにじさんじに落ちた人の主な原因を3つご紹介するので、にじさんじのVtuberになりたい人は合格を勝ち取るためにも参考にしてください。
①書類選考で熱意が上手く伝わらなかった
書類選考でにじさんじの熱意が伝わりにくかった人は、その段階で落とされる可能性が高いです。
Vtuberの経験が少なくても、自分の長所やほかの応募者になさそうな魅力を存分に伝えましょう。
ネガティブな印象を与える内容や、インパクトを与えない内容を書いてしまうと合格を上手く勝ち取れません。
審査員側も自分と初対面なので、自分を表現するには自己PRや志望動機などで自分のよさを詳しく伝えることが必要です。
「にじさんじが好き」「Vtuberに憧れがある」などのざっくりした理由でなく、詳しく書いてにじさんじへの熱意をアピールしましょう。
②自分が目指すVtuber像が分かりにくい
自分が目指すVtuber像や既存ライバーにはない個性を明確に伝えられなければ、採用される可能性が低くなってしまいます。
Vtuberには歌やゲームが得意な人が多く、単に歌やゲームが好きであることだけを伝えても採用されにくいです。
自分がVtuberになった際に歌配信で活動していきたい人は、得意なジャンルや歌声のタイプなども詳しく伝えましょう。
にじさんじはほかのライバーにはないオリジナリティを重視されるので、応募前に自分のオリジナル性をよく考えることが大切です。
③経験不足であること
にじさんじの応募者にはプロの声優や配信者などもいるので、ほかの応募者よりも経験値が足りないと採用されないことがあります。
経験値が足りなければ自分の魅力を存分にアピールできず、審査員側からは「自信のない人」と判断されてしまうことが主なパターンです。
にじさんじのオーディションでは過去の経験からも細かく判断されるので、配信経験以外にもクリエイティブな特技があると合格の可能性が高くなります。
オーディションでアピールできる特技は、以下のものが主に挙げられます。
- イラスト
- 楽器の演奏
- 歌
- 語学
- ゲーム配信
オーディションではこれまでの人生で継続してきたことや、その中で何を学んだかを問われることが多いです。
自分の特技をアピールしにくい人は、オーディションまでにスキルを磨いて本番でアピールできるようにしましょう。
にじさんじのオーディションの正確な倍率
にじさんじのオーディションの倍率は公式HPでも公表されておらず、正確な数字は確認できませんでした。
しかし経験者の口コミやSNSの投稿から察するに、合格率は1/1,000もしくは1/10,000だと言われています。
にじさんじオーディションっていってもせいぜい100人程度でしょwと思ってたら1000人規模だったっぽい…
連絡来ないし落ちたと思ってたけど、単に人数多すぎて審査が終わらないっぽい…— ナナシノヒカリ🐏 (@7sin0) January 31, 2020
気になった部分②
>「にじさんじ」でライバーとして活動を希望するオーディション応募者の数も増加傾向
>累計で過去45,000人以上の応募があり
>平均合格率は1%を切る水準時期によって応募者は違うだろうけど、特に直近デビューのエデン組はトンデモ倍率を勝ち抜いた精鋭集団。
— しろな (@srn_suki) May 3, 2022
にじさんじオーディションはとても難しく、余程のポテンシャルがなければ採用されにくいことがうかがえます。
にじさんじのオーディションに合格した人と落ちた人の違い
にじさんじのオーディションに合格した人と落ちた人の違いは、以下の3項目がどれだけ審査員に響いたかで左右されることが多いです。
- 準備
- 熱意
- Vtuberになった後の活動方針
まずは準備が不十分だと応募書類の自己PRを読んでもらえず、そこで熱意が伝わらなければ面接を受けることもできません。
審査員は仕事としてライブ配信を視聴しているプロなので、特別光っている部分がなければ目に留まらせることは難しいです。
にじさんじ以外のオーディションでも、自分がどんなVtuberになりたいかを明確に伝えると合格の可能性は高くなります。
にじさんじのオーディションに合格した人が押さえていたポイント5つ
にじさんじのオーディションは倍率がとても高いですが、未経験者やライバー初心者も挑戦することができます。
しかし募集時期に応じて応募資格の条件が変わることがあるので、にじさんじのオーディションを受けたい人は常に応募条件をチェックすることが大切です。
ここからはにじさんじのにオーディションで、どの時期に受けても押さえておけば合格しやすいポイントをご紹介します。
Vtuberを目指す人は、以下の5項目をぜひチェックしてみてください。
①最低限の応募条件を満たしていた
にじさんじをはじめとした企業が提示する最低限の応募条件は、オーディションのガイドラインに載っていることが多いです。
にじさんじの場合はVtuber活動を継続できる人や、優先的にスケジュールを調整できる人であれば挑戦することができます。
最低限の応募要件を満たしていればスタートラインに立てるので、ガイドラインをよく読んでオーディションのルールを厳守しましょう。
②企業に所属する意思を伝えられた
にじさんじは個人単位でなく企業単位として活動するVtuberなので、企業に所属する意思があることをしっかりと伝えましょう。
ほかにも最低限の礼儀が身に付いているか、約束をしっかりと守れるかもオーディションで詳しく評価されます。
Vtuberのオーディションは会社の面接とほぼ変わらないので、挨拶や質問の受け答えなども合否に影響する場合がほとんどです。
企業のイメージを崩さないように、礼儀やマナーを身に付けておきましょう。
企業の顔として活動していくことは、個人勢のVtuberとは違った役割が求められます。
③自分が目指すVtuber像が明確だった
にじさんじではどんなVtuberになるかを明確にしていることが大切で、事前に方向性が決まっていれば採用後の活動に困る心配がありません。
基本的には歌やゲームなどのスキルがしっかりと身に付いている人、配信活動や創作活動で実績がある人は目に留まりやすくなります。
既存のライバーにはない才能を持っている人は、礼儀が身に付いていれば合格できる可能性が高いです。
ただし企業側から応募条件を指定されることがあるので、応募する前に条件をしっかりと確認しておきましょう。
④人とコミュニケーションを取るのが得意
にじさんじのVtuberになった場合は、他社のVtuberとコラボする機会が多いです。
Vtuberとして活動するにはコミュニケーション能力は必須で、コラボだけでなく打ち合わせの時もしっかりと話し合えなければいけません。
配信中はバーチャルの世界でも人同士が作り上げている空間なので、リスナーとしっかりと話せるくらいのコミュニケーション能力は必要です。
周りとの意思疎通を大切にできるかどうかも求められるので、コミュニケーションが得意な人は合格を勝ち取りやすくなります。
⑤Vtuberを継続する意思を伝えらえた
にじさんじのオーディションでは、専属のVtuberとして活動を継続できるかどうかも評価されます。
合格後にすぐ辞退されると企業側の大きな損失になるので、合格後はしっかりと活動を続けていくことが大切です。
実際にVtuberの世界はとても厳しく、「楽しそうだから」や「配信が好きだから」だけでは長続きしません。
企業側はVtuberとして成長し続けられるかどうかを重視しているので、合格後も活動をしっかりと継続するアピールをしていきましょう。
にじさんじの一次選考の対策3つ
にじさんじのオーディションには初心者も挑戦できますが、配信経験がある人とライバルになることを忘れてはいけません。
経験者が有利になる場合がほとんどなので、オーディションでは自分から積極的に行動することが大切です。
ここからはにじさんじのオーディションを受ける前に、準備しておけば有利になることをご紹介します。
経験を問わず準備1つで合格率が変わってくるので、何を準備しておくべきか分からない人は後述する内容を参考にしてみましょう。
①自己PRをまとめる
にじさんじのオーディションでは、自己PRで自分の魅力を伝えることが大切です。
オーディションでは最初に書類審査があり、そこでどれだけVtuberへの熱意を伝えるかがポイントとなります。
自己PR文ではこれまでの経験で何を得たのか、失敗からどう学んで克服してきたかを上手くまとめてみましょう。
その際ににじさんじを選んだ理由もしっかりと述べられていれば、合格の可能性が高くなります。
②Vtuberになった後はどう活動していきたいかを考えておく
Vtuberのオーディションでは、どんなVtuberになりたいかを必ず聞かれるはずです。
企業側は応募者を採用することで、自社の戦力になるかどうかもしっかりと審査します。
自分が目指すVtuber像とにじさんじの方向性があっていれば、スキルが少し足りなくても合格後に伸ばしてくれることが多いです。
ほかにはにじさんじの配信をなるべく多くチェックし、専属Vtuberに足りない部分を補うことをアピールすると合格の可能性が高まります。
③動画投稿を始める
Vtuberを目指している人は、練習や実績作りとして配信アプリで動画投稿を始めてみましょう。
Vtuberは実際に素顔を出さなくても、面白い配信を続けられる場合は有名になりやすいのがメリットです。
動画配信をしている人は歌ってみたやゲーム配信だけでなく、料理やDIYなどをメインとしている場合があります。
最初から完璧に仕上げようとせず、自分の得意分野があれば動画投稿に挑戦してみてください。
にじさんじの二次選考の対策
にじさんじの二次選考は電話での面接で、自分をよく見せようとせずにありのままの自分で臨むことが大切です。
コツとしてはほかのVtuberにない強みや、にじさんじの戦力として利用できそうな強みをアピールすれば審査員の目に留まりやすくなります。
自信がなさそうにしていると逆効果になってしまうので、自分は大丈夫だと気をしっかり持って魅力をアピールしましょう。
にじさんじの最終選考の対策
にじさんじの最終面接は対面式なので緊張しやすいですが、失敗を恐れずにありのままの自分を出すようにしましょう。
にじさんじでは多種多様な人柄が求められており、最終面接まで辿り着けた場合は自分がどんな人柄でも必要とされる可能性があります。
企業側がオーディションで求めている人は、時期ごとに変わる場合がほとんどです。
普段とは違うキャラクターを無理に演じると絶対に見抜かれるので、ありのままの自分に自信を持って最終面接を受けましょう。
にじさんじのオーディションでよくある質問!
にじさんじのオーディションは未経験でも挑戦できますが、それ以外にも多くの質問が寄せられていました。
ここからはにじさんじのオーディションについて、多く寄せられていた質問をご紹介します。
オーディションを受けるにあたって心配な部分がある人は、後述する内容を参考にしてみてください。
Q.にじさんじはオーディションに落ちても再挑戦できる?
にじさんじでは何度もオーディションに挑戦することができ、ほとんどの専属Vtuberが何度も挑戦して合格を勝ち取っています。
にじさんじのオーディションで落とされる人の理由は、にじさんじへの熱意や自分が持っているVtuber像が伝わりにくいことが多く挙げられていました。
1回で合格を勝ち取った人は実際に一握りしかいないので、本当にVtuberを目指したいのなら何度も挑戦しましょう。
Q.にじさんじのオーディションに年齢制限はある?
にじさんじのオーディションは18歳以上であれば応募できるので、学ぶ姿勢があれば学生でもオーディションに挑戦できます。
ただし合格後は週に20時間以上を仕事に当てられることや、平日3日は都内での夜間レッスンを受けられることが条件です。
最年少メンバーはエルフ耳が特徴のえるさんという人で、声優は1998年4月10日生まれで現在24歳だと言われています。
ほかにもまだ若いVtuberがいることが予想されていますが、未成年は深夜に配信できないので深夜帯に活動していないことが見分けポイントです。
Q.にじさんじのオーディションは未経験でも応募できる?
にじさんじのオーディションには未経験でも応募できますが、ほかの応募者にはライバー経験者もいることに注意しましょう。
ライブ配信未経験の人はにじさんじに対する熱意や、配信業にどこまで時間をかけられるかを上手く伝えられれば審査員の目に留まりやすいです。
Q.にじさんじのオーディションに有利な資格はある?
にじさんじに応募する際は資格はとくに必要ありませんが、少なくとも配信経験があると有利です。
YouTubeやライブ配信アプリなどで録画が残っている人は、応募の際に実績として提出するとオーディションで注目してもらいやすくなります。
過去に面白い企画をしたことがある人は、その中から自信があるものをメインにオーディションで紹介してみてください。
実績作りにおすすめの配信アプリ6つ
Vtuberを目指している人は、実績作りの一環として配信に慣れておくのがおすすめです。
リスナーがすぐにできやすいアプリは、初心者ライバーでも実績を少しずつ作っていくことができます。
ここからはVtuberの実績作りにおすすめの配信アプリをご紹介するので、気になるアプリが後述するものからあれば3つほど利用してみましょう。
①17LIVE
17LIVEは顔出しでライブ配信をしている人が多いですが、最近はVライブにも力を入れている配信アプリです。
17LIVEのVライブはリスナーを作りやすいことと投げ銭が活発であることが特徴で、大手の人だと月々1,000万円越えの収入を得ています。
しかし17LIVEのVライブを利用している人はあまりいないので、Vライバーとしての実績を作りたい人は現在が利用するチャンスです。
Vtuberの選考に落ちてしまった人や、Vtuberの実績が伸びにくくて悩んでいる人も輝ける場所が用意されています。
②IRIAM
IRIAMはリスナーの人柄が温かいことで評判の配信アプリで、すでにリスナーが多いので配信するだけですぐに特定のリスナーを作りやすいです。
自分が配信する企画やコンテンツ次第でリスナーを簡単に増やすことができ、初心者ライバーでも聞き専のユーザーにいち早い段階で注目してもらえます。
IRIAMはスマホ1台あればすぐに配信できるので、スキマ時間に雑談程度の配信ができるのもいいところです。
ライブ配信未経験でもIRIAMを利用してみた結果、何万人ものリスナーを確保してIRIAMだけで生活が成り立っているという例は珍しくありません。
その実績をVtuberの企業に高く評価され、Vtuberになれたという人も多くいます。
③Spoon
Spoonはラジオ配信専門の配信アプリですが、投げ銭の還元率がとても高いことが特徴です。
Spoonの配信を副業に毎月10万円ほど稼いでいるライバーもおり、Spoonで実績を積んで大手Vtuber企業への専属を狙っている人もいます。
周りから声を褒められることが多い人は、Spoonから実績を積んで自分の武器を磨いていきましょう。
④ビゴライブ
ビゴライブは多くの配信スタイルに対応しており、普通の顔出し配信やラジオ配信だけでなくVライブなども利用できます。
日本だけでなく海外でも展開されており、世界中でユーザーが4億人いることが強みです。
アプリ内で定期的にイベントが開かれており、配信者とリスナーの両方を飽きさせない工夫がされています。
海外の固定リスナーも持てるので、実績作りだけでなく個人のVライバーとして活躍したい人もぜひビゴライブを利用してみてください。
⑤ふわっち
ふわっちは顔出しで配信している人が多いですが、顔を出したくない人はラジオ配信を選べます。
ふわっちは喫煙や飲酒をしながらのんびり配信できるので、リスナーと飲み配信をしたい人におすすめの配信アプリです。
配信者は素人が多いイメージで、顔を出しながらVtuberと似ている感覚で配信することができます。
⑥ハクナライブ
ハクナライブは上述のSpoonと同じ音声メインの配信アプリで、リスナーやコミュニティの雰囲気がとても温かいのが特徴です。
ライブ配信初心者でも温かく迎え入れてくれる場合がほとんどで、声を褒められやすい人は声を武器に実績を積むことができます。
リスナー数をより多く獲得していれば十分なアピールポイントになるので、実績を作りたい人はぜひハクナライブを利用してみてください。
にじさんじのオーディションに合格するには事前準備が大切!
にじさんじのオーディションは合格率がとても低いですが、未経験の人でもオーディションに応募することができます。
合格率を高めるには書類選考の段階で、にじさんじへの熱意やVtuberになった後の将来像を伝えることが大切です。
配信アプリで実績が残っていれば、オーディションの際に十分なアピールポイントになります。
有名なVtuberもオーディションを何度も受けて合格を勝ち取っているので、本気でVtuberを目指す人は諦めずに何度も挑戦しましょう。