モデルの仕事は華やかでかっこいいイメージがあり、誰もが一度は夢見る仕事でしょう。
素敵な洋服を着てランウェイを颯爽と歩く姿や、ファッション雑誌を飾る姿は大変憧れを抱きます。
モデルになるにはどのようにしたらなれるのか、疑問に思う人も多くいるでしょう。
モデルという職業であっても、一般的な就職とは少し違うイメージがあります。
またモデルの人はスタイルも良く見えますが、体型や顔もモデルになるには関係があるのか知りたいところです。
そこでこの記事ではモデルになるにはどのようにしたらなれるのか、オーディションやスカウトを受ける必要があるのかまとめてみました。
モデルに必要な条件ややっておくべきことについてもご紹介します。
モデルに憧れを抱きモデルになりたいと思っている人は、ぜひ参考にしてください。
- モデルになる方法
- 必要な条件
- やっておくべきこと
- よくある質問
Contents
モデルになる方法5つ!
憧れのモデルになるオーディションやスカウトといった方法が思いつくでしょう。
実際にはどのような方法があるのか、その中でもモデルになる方法5選をご紹介します。
①モデル事務所に所属する
モデル事務所に所属をすることによって、どこにも所属をせずにフリーでモデルをするよりも多くの仕事がもらえるでしょう。
モデル事務所は知名度もありクライアントからの信頼性もあるため、依頼される仕事がたくさんあります。
必ずしも仕事をもらえるといったわけではありませんが、努力次第で仕事をもらえる確率はフリーの場合よりも高くなると言えます。
モデル事務所にはタレント事務所もあるため、タレント業も考えている場合は考慮にいれてみるのもよいでしょう。
②スカウトされる
原宿などの街を歩いていてスカウトをされるのも、モデルになる方法の一つです。
実際にスカウトされて芸能人になった人という話をテレビなどで耳にするでしょう。
しかし、スカウトされる人は見た目で声をかけられるため、顔が整っていて美しかったりスタイルがよかったりしていないと難しいです。
またスカウト目的で街を歩いていても、いつ声をかえられるか全くわかりません。
③オーディションに応募する
オーデションに応募をするのもモデルになる方法の一つです。
ファッション雑誌などモデルが活躍しているところでは、不定期にモデルのオーディションを行っています。
中には専属モデルのオーディションもあり、合格すれば事務所に所属できるでしょう。
モデルのオーディションは競争率が大変高く合格するのが困難ではありますが、合格できればたいていの場合は事務所に所属できます。
④読者モデルになる
モデルになった人の中には読者モデルからなった人もいます。
読者モデルであれば、一般的なモデルよりも採用基準が厳しくないため、なれる確率は高くなるでしょう。
まずは読者モデルになって、読者や周りの人の人気を集められれば専属モデルとして声をかけられる可能性があります。
⑤養成所に入る
モデルになるには養成所に入り技術を身に付けてからモデルになる方法もあります。
養成所はモデル事務所や芸能事務所が直轄で運営している所もあります。
専門的なレッスンが受けられると共に、うまくいけばそのまま事務所に所属でき仕事がもらえる可能性もあるでしょう。
モデルの養成所は様々なものがあるので、自分にあった養成所を見つけるのがおすすめです。
モデルになるために必要な条件5選!
モデルとなるとやはり顔立ちやスタイルが重要視されるでしょう。
顔やスタイルだけではなく、他にもモデルになるために必要な条件がいくつかあり、その中でも5選をご紹介します。
①顔・容姿
モデルは洋服や商品を良く見せる必要があります。
見せる商品によっては美しい顔立ちを求められる場合もあるでしょう。
しかし、実際には様々な特徴のあるモデルが存在し、エキゾチックな顔立ちや和風が似合う顔立ちといったモデルもいます。
雑誌のコンセプトや仕事内容によって求められるモデルのタイプが異なってきます。
②身長
モデルになるには身長は高い方が望ましく、身長170㎝以上が良いと言われています。
実際のモデルは身長が160㎝代の人もたくさん活躍しています。
必ずしも身長が高くなければならないといったわけではなく、着る服などによっては様々な身長のモデルが求められるでしょう。
③体型
モデルというと手足が長くスラっとした体型をイメージするでしょう。
手足が長く細いという点もモデルとしては重視されますが、ただ痩せているだけではダメです。
洋服を素敵にかっこよく着こなせるバランスの取れた体型や技術を、モデルは求められます。
モデルに必要なバランスの取れた体型に近づくために、適度な運動をするのがよいでしょう。
④キャラクター・個性
モデルは見た目だけが大切と思われがちですが、実はキャラクターや個性が重要になってきます。
キャラクターや個性がないと数いるモデルのなかで埋もれてしまい、なかなか仕事をもらえなくなってしまうでしょう。
ライバルである他のモデルと差をつけて、選ばれるモデルになるためにもキャラクターや個性を最大限に伸ばしアピールしてください。
⑤被写体としての才能・スキル
モデルの仕事はいかに商品をよくみせるかが求められます。
モデルがアピールするのは商品であるため、動きなどを付けてその商品の魅力を最大限にアピールする技術が求められます。
アピールする商品がどのようなものであるか理解する才能が必要でしょう。
また商品を良くみせられるようにするポージングやウォーキングのスキルも身に付けてください。
モデルになるためにやっておくべきこと8選!
モデルになるチャンスはいつどこに転がっているかわかりません。
どんなタイミングでオーデションがあっても挑めるように、日頃からモデルになるためにやっておくべきことを8選ご紹介します。
①適度な運動やストレッチをする
モデルになるにはやはりスタイルの良さが必要です。
スタイルの良い体型を維持し美しさを保つためにも、適度な運動やストレッチをするように心がけましょう。
適度な運動やストレッチによって脂肪を燃焼し、バランスのとれた筋肉が付きます。
また成長期であれば適度な運動やストレッチは、身長を伸ばす効果もあり毎日の生活に取り入れるのがおすすめです。
②食生活に気を付ける
モデルには体型作りが必要不可欠です。
モデルとしての理想的な体型を維持したり作ったりするためにも、健康的な食生活を心がけましょう。
ジャンクフードのようなものばかり摂取していると、栄養が偏り肌荒れが起きたり体調を崩しやすくなったりもします。
憧れのモデルに近づくためにも、バランスのとれた食生活を送れるようにこころがけるのがおすすめです。
③睡眠時間をしっかりとる
モデルは睡眠時間をしっかりとって、質のよい睡眠を取るのも大事です。
モデルの仕事は時間が不規則になる場合も多くなります。
睡眠時間が短くなると体調を崩しやすくなったり、肌が荒れてきたりするでしょう。
体調管理もモデルとしての仕事と考え、しっかりと睡眠をとるようにするのがおすすめです。
特に夜10時からは成長ホルモンが分泌されると言われています。
④モデルになるための勉強をする
モデルになるためにはモデルとしてのスキルである、「ポージング」や「ウォーキング」などのモデルの技術を磨くための勉強が必要です。
撮影の際に自分を美しく見せる技術や、様々なポーズや表情ができるようにする必要があります。
ファッションショーでランウェイを歩くときも、颯爽と美しく歩くようにするウォーキングの技術も身に付けなければなりません。
モデルに必要な技術を身に付けるために、日々の勉強がモデルに近づく鍵となります。
⑤自分に厳しく、ストイックになる
モデルになるには美しい体型を維持するとともに、モデルとしてのスキルも磨く必要があります。
健康的な食生活を送れるように、食べたいものを我慢して食事制限をする必要もあるでしょ。
夜更かしをしたり遅くまでテレビを見てたりするのも、モデルになるためにはプラスには働きません。
一歩でもモデルに近づくためには、時にはやりたいことや食べたい物を我慢するのが必要となってきます。
⑥自分の特技や強味を磨く
モデルは見た目が大事でありますが、実は個性も重要なポイントとなってきます。
個性を出すためには自分の特技を見つけたり、強味を理解し伸ばしたりするとよいでしょう。
特技や強味といっても難しく考える必要はなく、「ほんわかとしていて、優しい雰囲気」や「独特な話し方」といったものでも良いです。
「〇〇といったらこの人」といわれるような個性であるとようでしょう。
たくさんいるモデルの中に埋もれてしまわないように、特技や強味を伸ばして自分らしい個性を出すのが大変大事です。
⑦メンタルを鍛えモチベーションをあげる方法を身に付ける
モデルになるには強いメンタルも必要です。
モデルになる道は大変厳しく一握りしかなれないような職業です。
メンタルが弱いとモデルになる夢を諦めてしまいがちになってしまいます。
オーディションに何回か落ちたからといって、モデルになるのを諦めてしまう様では夢はつかめないでしょう。
メンタルを強くするためにも、モチベーションを上げる方法を身に付けておくのがおすすめです。
⑧礼儀やマナーを身に付ける
モデルの世界は人と人の繋がりが大切であり、人との繋がりによって仕事がもらえる可能性が大きい世界です。
顔や体型がとても素晴らしかったとしても、礼儀やマナーが悪ければ一緒に仕事がしたいと思わないでしょう。
周りの人と気持ちよく仕事ができ、人との繋がりを大切にするためにも礼儀やマナーをしっかり身に付けるのが大事です。
有名人がモデルになったきっかけ
有名人がモデルになったきっかけはオーディションであったり、スカウトがきっかけであったりと様々です。
ここでは有名人がモデルになったきっかけをそれぞれご紹介します。
【モデル事務所から】
テレビや雑誌などで活躍しているモデルの多くはモデル事務所に所属をしてから、モデルとしての活動をしています。
モデル事務所は実績があるためクライアントからの信頼も厚く、たくさんの仕事の依頼があるでしょう。
モデル事務所にも様々あり、モデル以外にもマルチに活躍できる事務所や、ファッションモデルとしての活躍が中心の事務所などあります。
【スカウトでモデルになった有名人】榮倉奈々さん
女優業もこなしている榮倉奈々さんは、2002年の中学3年生のときに渋谷の「109」の前でスカウトされたそうです。
トレンドに敏感な女子中高生向けの雑誌『Seventeen』の専属モデルとなりました。
2004年にはNHKのテレビドラマ『ジイジ〜孫といた夏』で女優としてデビューをし、その後も数々の主演を務めるなどして活躍しています。
【オーディションでモデルになった有名人】山本美月さん
山本美月さんは2009年7月の高校3年生のときに「東京スーパーモデルコンテスト」に出場しグランプリを獲得しました。
『PS』『CanCam』『AneCan』『Oggi』4誌による合同開催のコンテストであり、“CanCam賞”も受賞しCanCamの表紙を飾ります。
表紙を飾ったのをきっかけに、CanCamの専属モデルとしてモデルデビューしました。
その後ドラマや映画などで女優としても活躍をしています。
【読者モデルからモデルになった有名人】ローラさん
現在では海外を拠点としている人気モデルのローラさん、Instagramもトップクラスのフォロワー数を誇っています。
ローラさんのモデルデビューのきっかけは読者モデルです。
高校生の時代に雑誌『Popteen』の読者モデルとして活動し、モデルとして注目されはじめオファーを多く受けるようになりました。
2008年には雑誌『ViVi』の専属モデルとなり、バラエティー番組の出演を機にテレビ出演が増えていきました。
モデルになりたい人のよくある質問!
モデルになりたい人のよくある質問をまとめてみました。
気になる点を取り上げてあるため、疑問解決の糸口としてぜひ参考にしてみてください。
Q.モデルになるには年齢や性別・学歴は関係ある?
モデルになるには年齢も性別も関係ありません。
ファッションモデルの場合は16歳~21歳の年齢の人が多く活躍しています。
それ以外のモデルは何歳からでもチャンスはあり、30歳を過ぎてからモデルになった人も多くいるでしょう。
性別も関係なく、男性でも女性でもモデルとして活躍しています。
またモデルになるには学歴も関係がありません。
学歴よりも見た目や個性・モデルとしての技術が必要となってきます。
Q.モデルはどうやって体型を維持してる?
モデルが体型を維持するためにやっているのは、適度な運動やストレッチ・健康的な食事です。
モデルが日々行っている運動は、ヨガや水泳・ウォーキング・ランニングなどです。
トレーニング事務に通っている人も多くいるでしょう。
食事は健康的な食生活をするのが大切であり、3食バランスよく食事を取っているモデルが多いです。
痩せたいからといって過度な食事制限をすると、体調を崩したり肌が荒れたりしてかえって逆効果になってしまいます。
Q.モデルの収入だけで生活できる?
モデルの仕事は事務所に所属していても固定給ではないことが多く、仕事をもらえてはじめて収入が得られます。
報酬も決まった金額ではなく、モデルの人気の高さや仕事の内容によって様々です。
実際モデルの収入だけでは生活をするのが難しく、他の仕事やアルバイトをしながらモデルの仕事をしている人が多い状況です。
人気モデルになって雑誌の表紙を飾るなどのレベルまでいけば、モデルの収入だけで十分生活ができます。
Q.ブサイクでもモデルになれる?
自分でブサイクと思っていても実はそうではない場合もあります。
モデルになりたいと思っている気持ちがあるならば、あきらめずにまずはオーディションなどに応募してみましょう。
オーディションを受ける場合もモデルのオーディションに限定せずに、幅を広げて芸能事務所などのオーディションにも応募してみるのもおすすめです。
芸能事務所から芸能人としてデビューをし人気を得られれば、モデルにもなれるでしょう。
Q.モデルになりたいけど親に言えない。どうしたらいい?
モデルになりたいというしっかりとした夢を持っているのであれば、親と話し合いの場を作ってしっかり交渉しましょう。
モデルになって何をしたいのか、しっかり自分の意思を親に伝えるのが大事です。
学生であれば親は勉強も心配するでしょう。
平日は学校に行き学業に専念し、土日や祝日を使ってモデル活動をするといった活動もできます。
夢を持つというのは大変素晴らしいことです。
親に言えないと諦めるのではなく、学業との両立ができるようにまず努力をしてみてください。
モデルになるのは様々なオーディションに応募してみよう
モデルになりたいと憧れを抱いた経験は多くの人があるでしょう。
モデルになれるのはほんの一握りの人であり狭き門であるため、日々の努力が必要になってきます。
顔や体型であきらめたりせずに、まずは様々なオーディションに応募してみるのがおすすめです。
モデルになるためのスキルを磨きながら、幅広く多くのオーディションに応募して、憧れのモデルを目指してみてください。