カラオケで上手に歌うのって、案外難しいですよね。キーの高さは自分なりに上下させますが、音量のバランスもとても重要です。
音量のバランスが良くなれば、歌も上手に聴こえるんですよ!
そこで今回は、カラオケの音量の調整について、解説していきます。
- 音量を調整する4項目
- カラオケ機種別!音量のおすすめ黄金比
- カラオケのおすすめ音量比率【Twitter口コミ】
- カラオケ音量調整のポイント
- カラオケ音量調整のメリット
- カラオケ音量調整の注意点
Contents
カラオケの音量調整の4項目
カラオケで音量を調整出来るのは、以下の4項目です。
順番にみていきましょう。
① 主音量
主音量とは、カラオケの機械で鳴る、音全体のボリュームです。
声と楽曲のバランスは良いけれど、音自体が小さかったり大きかったりする時に調整します。
全部の音が均一に動くため、マイクのボリュームが大きくなり過ぎたりしないよう、慎重に行いましょう。
② ミュージック
ミュージックは、カラオケの伴奏で鳴る、バックミュージックのことです。
声のボリュームとのバランスを考えて調整しますが、あまり大きくするとハウリングが発生するので注意しましょう。
③ マイク
マイクに入った音のボリュームです。声の大小と、ミュージックの大小のバランスを合わせるのが、音量調整の基本になります。
マイクの頭の丸くなっている部分を握るように持つと、ハウリングが起こりやすくなるので注意を。
④ エコー
エコーは、声に残響的なエフェクトをかけることです。
適度に使えば歌が上手に聴こえるマジックのような機能ですが、強過ぎると声が響きすぎて、何を歌っているのか分からなくなったりします。
ハウリングの原因にもなるので、注意して下さい。
カラオケ機種別!音量おすすめ黄金比【目安】
カラオケのメジャー機種である「JOYSOUND」と「DAM」を例に、よく言われている音量の黄金比について、それぞれご紹介します。
あわせて読みたい!fa-arrow-circle-right
JOYSOUND
業界一多数の楽曲を楽しめるJOYSOUND。
JOYSOUNDの機種での、「ミュージック:マイク:エコー」の音量の黄金比は「22:22:15」と言われています。
他にも「4:4:3」という意見も見られますが、比率とすると同じくらいですね。
ミュージックとマイクを同じボリュームにするのがポイントのようです。
DAM
引用元:DAM公式サイト
高音質で、本人映像を楽しめるDAMの機種では、「ミュージック:マイク:エコー」の音量の黄金比は「22:15:8」と言われています。
JOYSOUNDに比べ、ミュージックボリュームを大きめに設定するようです。
その他に「4:4:3」という意見もあり、こちらの場合は比率が随分違ってきます。
カラオケのおすすめ音量比較【Twitter口コミ】
ここでは、実際にカラオケで皆さんがどのようなボリュームのバランスで歌っているのか、Twitterの口コミを参考にみていきましょう。
最近カラオケ行く機会増えたので、心地よく歌える音量設定の比率を書いときます。
マイク音量:ミュージック音量:エコー
10 : 10 : 7歌い慣れてる人はエコーをもっと下げていいと思います。
普段あまり歌わない人はマイク音量を少し上げるといいですよ。— むらたく (@murataku03081) September 20, 2019
カラオケの音の比率は、音量10マイク15エコー5がベストらしい。今度やってみよ!
— 小日向ちはる (@kohinatachiharu) March 28, 2014
ちょっとだけ歌が上手くなるコツ。
カラオケでのベスト音量比率は、ミュージック(4):マイク(5):エコー(2)機種とか人数、室温によって違うけれど大体この位。音量が大きければ響いていいかもしれないけどエコーはかけすぎないでね。聴く方は実はとっても聴きにくい。練習するならエコー0で実力勝負。— おんぷまま♪♪ (@link_s_NotaM) July 29, 2021
やはり音量比率は、個人によって違いがあるようですね。
そもそもカラオケの音量調整については、色々な条件によって変わってくるんです。
この後の章でも順番に解説していきますね。
究極技:エコー「0(ゼロ)」!
Twitterでも書いている方が居るように、エコーというのは使い方次第な機能です。
エコー0!というのは、特に一人カラオケや、楽曲の練習をしたい場合には、逆に効果を発揮します。
響きの無い、素直な自分の声だけが聴こえるので、音程やリズムを外さずに歌うための良い練習方法になる訳です。
カラオケ音量調整のポイント3つ!
ここでは、カラオケの音量を調整する際の、押さえておきたいポイントについて解説します。
① エコーは小さく
エコーは歌を上手に聴かせ、気持ち良く歌うためには必要ですが、思っている以上に、あくまで控えめに使う方が望ましいです。
エコーのかけすぎは、逆に声が響き過ぎ、自分も同席者も歌が聴きにくかったり、ハウリングの原因にもなります。
「エコーはミュージックの半分」という目安もあるくらいなので、耳障りになってしまわないよう、上手く利用しましょう。
② 部屋の大きさに合わせる
音量バランスを同じ数値で設定しても、部屋の広さや人の密度等で、聴こえ方は変わります。
最初は、自分比率や機種別比率を目安に設定し、その場の広さや賑やかさに応じて、それぞれのボリュームを調整していくようにしましょう。
③ 自分の歌いやすいように!
カラオケの音量調整で一番大事なのは、これかもしれませんね。
歌っている自分が気持ちよく、楽しい!と感じられる比率が大切です。
声をしっかり届けたいならマイクを大に、バックミュージックを聴き取りながら歌いたいのならミュージックを大に。
歌いやすいと感じられる、自分比率を見つけるようにしましょう。
カラオケ音量調整のメリット3つ!
カラオケの音量をわざわざ調整しないでも、初期設定のまま歌うことも充分可能です。
音量をあえて調整するメリットについて、解説していきますね。
① リズムや音程が取りやすくなる
カラオケの全体の音量のバランスが整うと、伴奏と自分の声が聴こえやすくなり、楽曲のリズムや音程が聴き取りやすくなります。
その結果、テンポや音を外すことなく、上手に歌うことが出来るということです。
リズムや音程が分かりにくいと感じる時は、全体のバランスが取れていないということなので、調整しましょう。
② 自然な声量で歌える
ミュージックの音量が大きいと、それに合わせて自分の声を張り上げてしまいます。
逆にマイク音量が大きければ、伴奏が聴こえにくくなり、つい小さめに発声してしまうことに。
音量のバランスが取れていれば、喉にも負担をかけずに自然な声量で歌うことが出来るので、ボリューム調整は大切という訳です。
③ 歌が上手く聴こえる
ミュージック、マイク、エコーの音量バランスがきちんと取れていれば、耳にも心地よく、歌が上手く聴こえます。
プロのライブに音響スタッフがついているのと同じことで、音の環境を整えるのは、歌を上手く聴かせるための重要なポイントなのです。
カラオケ音量調整の注意点3つ!
カラオケの音量を調整するに際して、注意しなければいけない点もあります。
自分も周囲もカラオケを楽しむために大切なことなので、きちんと理解しておきましょう。
① 神経質になり過ぎない
その場の環境や自分のコンディションによっても、音量バランスを完璧に整えるのは難しいことです。
自分も周囲も不快になるような状態でない限り、一曲の中で何度も設定を変更するのは、自分も歌に集中出来ず、周囲にとっても耳障りになります。
同席者の迷惑にならないよう、ある程度で妥協するのもカラオケのマナーです。
② いきなり爆音にしない
自分だけのテンションや、うっかり操作ミスで、突然音量が大きくなり過ぎると、同席者もビックリして不快な気分になります。
大きな音で盛り上げたい場合にも、常識の範囲内で、「ボリューム上げまーす!」と上手に煽りつつ、周囲に許可を取るようにしましょう。
③ 同席者の迷惑にならないように
一人カラオケでない限り、大事なのは、部屋に居る全員がカラオケを楽しめることです。
自分の独りよがりな音量調整で同席者に迷惑をかけるのはマナーとしても良くないですよね。
自分も周囲も楽しめるように、上手に音量を調整して下さい。
カラオケの音量を上手に調整して楽しく歌おう!
今回は、カラオケを上手に、気持ちよく歌うための、音量の調整についての解説でした。
完璧な決まりというのはありませんが、色んな方の意見を参考にしつつ、自分比率の音量バランスを見つけて下さい。
自分も周囲も、楽しいカラオケタイムを過ごしましょう。