hiF音域の人気曲10選！出ない人も出せる練習法も解説！おすすめのボイトレスクールも！

hiF(ハイエフ)ってどのくらいの高さ？すぐには分からないですよね。

hiF音域の曲となると、男性ボーカル曲はぐっと少なくなります。

今回はhiFという音域について、色んな角度から解説してきます。

音域とは

音域とは、音の範囲のことです。

人の声の場合は、「声域」とも呼ばれます。

一般的に大人の音域は、1オクターブから1オクターブ半、程度だと言われています。

hiFとは | 男性は出ない方が一般的な音域

hiFは、ピアノの真ん中の「ド」から1オクターブ上の「ド」、よりさらに4度上の「ファ」の音になります。

一般的なカラオケの音域で「hiAの壁」と呼ばれる音よりも、6.5度も高い音です。

かなり高い音域ですね。

男性で一発でhiFを出せる人はなかなか居ないでしょう。

hiF音域の人気曲！比較表一覧

hiF音域の人気曲を、分かりやすい一覧表にしました。音域を比較してみて下さい。

※1　地声の最低音域
※2　地声の最高音域
※3　裏声の最高音域

hiF音域の人気曲10選！男女別歌手を紹介！

hiF音域の人気曲を、男女別にご紹介していきます。

【男性歌手編】hiF音域の曲5選

まずは男性ボーカルの5曲からご紹介します。

男性におすすめのhiF音域の曲①
Mrs.GREEN APPLE /Wanted! Wanted!

出典元：Mrs. GREEN APPLE公式

2017年リリース。ドラマ「僕たちがやりました」の主題歌にもなった、人気の高い曲です。

裏声部分のキーがとても高く、hiA音域辺りを安定して歌える持久力が必要になります。

地声と裏声を行き来する特徴もあり、難易度は高いです。

男性におすすめのhiF音域の曲②
King Gnu / 飛行艇

出典元：King Gnu official YouTube channel

2019年リリース。イントロの四つ打ちが印象的なカッコイイ楽曲ですね。

ラスサビの転調で全体のキーが+1上がり、hiFが出てきます。

男性なら低音部に余裕があるので、全体のキーを下げることも可能です。

それでもキーの高い曲ですが、ラスサビの最高音はなんとかなるでしょう。

男性におすすめのhiF音域の曲③
Mr.Children / くるみ

出典元：Mr.Children Official Channel

2003年リリース。数あるミスチルの名曲の1つですね。

地声部が一般男性の平均音域よりやや高く、裏声の音域も広いです。

サビの高音部が長く続いた後の最高音なので、持久力も必要となります。

ラスサビの+1転調でhiFが出てくるので、余裕を残した音域で歌うようにしましょう。

男性におすすめのhiF音域の曲④
UVERworld / 7th Tigger

出典元：UVERworld Official YouTube Channel

2017年リリース。歌い出しから高音パートで、一般男性の平均音域ではキレイに声を出すのも大変です。

高音域が長く続くので持久力も必要な上に、ラスサビで+1の転調もあります。

地声最低音がmid2Aと、音域が全体に高音寄りのため、全体のキーを下げて歌うことが可能ですね。

男性におすすめのhiF音域の曲⑤
C&K / 愛を浴びて、僕がいる

出典元：C&K公式

2013年リリース。

ツインボーカルの音域の広さと、CLIEVYの裏声をほとんど使わないハイトーンで、男性一人で歌うには難しい曲です。

音域が広いためキーも下げにくく、hiA～hiFを歌いこなす声のレベルが必要になってきます。

女性でも難しいキーの高さなので、男女でボーカルを分けて歌うという方法もあります。

【女性歌手編】hiF音域の曲5選

ここからは、女性ボーカルの5曲のご紹介です。

女性におすすめのhiF音域の曲①
aiko / カブトムシ

出典元：aikoOfficial

1999年リリース。メロディ自体はゆっくりしているので、難易度は高くないです。

全体的に一般女性の平均音域内ですが、hiFは慣れていないと少し高く感じるでしょう。

歌い出しが低めなので、キーを下げる場合はバランスを見て少しずつ試して下さい。

女性におすすめのhiF音域の曲②
宇多田ヒカル / First Love

出典元：Hikaru Utada公式

1998年リリース。1stアルバムからのシングルカットで発売されました。

一般女性の平均音域よりも、上下共に広く、キーを下げるとAメロが難しくなります。

ラスサビで+1の転調があり、高音のロングトーンが出てきます。

声に表現力も必要で、難易度の高い曲です。

女性におすすめのhiF音域の曲③
Superfly / 愛をこめて花束を

出典元：Superfly公式

2008年リリース。ほぼ一般女性の平均音域内ですが、ラスサビの+1転調でかなり音域が高くなります。

キーを下げると低音がきつくなりますが、曲のポイントが高音域にあるので、そちらに合わせるほうが良いでしょう。

サビの高音域を張り過ぎると、うるさく感じるので注意を。

男性がオクターブ下で歌うと意外にハマる歌です。是非チャレンジしてみて下さい。

女性におすすめのhiF音域の曲④
YOASOBI / 夜に駆ける

出典元：Ayase / YOASOBI公式

2019年リリース。一般女性の平均音域より高音域が高いです。

ラスサビの変則的な転調が特徴的な曲ですね。

テンポが速く、言葉も詰まっている上に、-1キー転調からの+2キー転調と、高音が続きます。

独特の難しさがあるので、しっかりと練習してみて下さい。

女性におすすめのhiF音域の曲⑤
広瀬香美 / ロマンスの神様

出典元：広瀬 香美 Official YouTube channel

1993年リリース。転調が無く、素直で歌いやすい曲です。

地声最高音でhiFと、高音域は一般女性の平均音域より高いですが、裏声で歌っても良いですし、キーを2つ程度下げても良いでしょう。

気持ちよく声を出して歌うのに向いている曲です。

出ない方必見！hiF音域を出す方法！

自分にはこんなハイトーンは出ないよ！と思われている方に向けて、高音域を出せるようになる方法を解説しますね。

音域は、テクニック次第で広げることが出来るんです。

①正しい呼吸法をマスターする

まずマスターすべき基本は、腹式呼吸です。歌を上手に歌うためには必須のテクニックですね。

たくさんの息を吸って吐くことで、声量も増え、今より高い音も出せるようになります。

コツとしては、吸った息を長く一定量で吐き出し、肺の最後の空気まで出すつもりで、横隔膜を引き上げて息を押し出します。

息を吸う時に音を出さない練習をすると、歌のブレスで呼吸音も入らなくなりますよ。

②裏声の要領をマスターする

地声と裏声は、そもそも発生方法が違います。

闇雲に高音を出そうとすると、喉を締めつけて痛めてしまう結果に。

高音域は鼻腔で響かせるのがコツなので、鼻歌が効果的です。

低音から高音まで、鼻歌で出す練習をしましょう。

③ミックスボイスをマスターする

ミックスボイスを簡単に言うと、鼻腔で響かせた声で、地声と裏声の中間のような声のことです。

②で練習した鼻歌に、段々と「ナ」や「マ」等の、鼻にかかる音を混ぜて発声していきます。

音を上げる練習をすることで、高音域が出やすくなります。

Mスタではミックスボイスについて詳しく解説した記事があるので、そちらも併せて読んでみて下さい。

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hiF音域が出せるようになるボイトレ教室2選

音域を広げる練習は、コツコツ繰り返すことで独学でも出来ますが、回り道をせずに間違いなく身につけるには、ボイトレスクールでプロにレッスンを受けるのが最適です。

ここでは、Mスタおすすめのボイトレスクールを3校をご紹介します。

hiFを出せるようになってカラオケを楽しもう！

hiF は、男性にとっても女性にとっても高いと感じる音域ですね。

hiF音域まで声が出せるようになると、歌っている自分も気持ち良く、周囲にも、かなりの「歌ウマ」に認定されること間違いなしです！

是非、hiF音域の楽曲練習にチャレンジしてみて下さい。