と疑問に思いませんか?
美しいビブラートを歌える様になるにはコツがあり少々練習が必要です。
人気 ボーカリストも、日々ストイックに訓練を積んでいます。彼らのデビュー当時の動画を観ると、歌唱技術の上達ぶりがよくわかります。
この記事では、簡単にビブラートを出せるコツを徹底解説します。
- ビブラートってなに?
- 簡単にビブラートを出せるコツ
- ビブラートの練習に適した楽曲10曲
- カラオケで高得点を狙える楽曲
練習のために厳選した楽曲を、男・女別にご紹介。高度な歌唱力をモノにするために、ぜひ参考にしてください!
Contents
ビブラートとは?意味を解説
”ビブラート”とは、イタリア語のvibrato「声・音のピッチのわずかな上下振動を使った効果音」のこと。
歌のフレーズの終わりにゆらゆらと波の様に揺らす音といった意味を指します。
「あーーーーー。」といっぽん調子で歌うのはではなく、「あ〜〜〜〜〜。」と震わせる様に歌うのがビブラートです。
ビブラートの出し方は?簡単に出せるコツを徹底解説!
ビブラートをかける場所によって、いくつかの方法があります。
例えば、横隔膜(みぞおち付近)を上下に揺らして声を震わせる方法。
「へ〜〜、そうなんですねー!」とお腹に手を当てて言ってみて下さい。
お腹が揺れているのがわかりますか?これが横隔膜を使う感触です。
ビブラートの出し方はいくつかあるので、詳しく知りたい方は下記の記事を参考にしてみてください!
ビブラートの出し方fa-arrow-circle-right
ビブラート練習に適した練習曲の選び方!ビブラートをかけやすい曲のポイントとは?
上手なビブラートをマスターする練習には、曲選びがとても大切です。
- ロングトーンが多い
- キーが高すぎない
- テンポが遅め
難易度が低く、ビブラートがかけやすい曲があります。
ビブラートには種類もいくつか分かれていて、曲によって変えてみるのも表現の幅が広がります。
ビブラートの種類fa-arrow-circle-right
自分の好きな楽曲で練習するのも良いですが、はじめは、簡単にビブラートをかけられる楽曲を選びましょう。
①ロングトーンが多い曲
ロングトーンとは、同じ高さの音を出来るだけ長く出し続けることです。
ビブラートのための選曲は、ロングトーンが多いことが一番大切です!楽曲にロングトーンがある分だけビブラートがかけられます。
②ロングトーンのキーの高さが適切な曲
自分の声の領域より高いキーは、ビブラート無しで普通に歌うのも大変ですよね。
音の上下振動をするのがビブラート。ロングトーンで、且つ自分の声域内の音程で行うのが基本です。
③スローテンポの曲
ビブラートを自然に出せる様になるまでは、ゆっくりしたスローテンポな曲がおすすめです。
最初はゆっくりした曲で練習することによって、無理なく段階的にビブラートがかけられるようになります。
ビブラートの練習曲におすすめの楽曲5選【女性向け】
曲選びはロングトーンのキーの高さが適切なことが大切です。余裕をもってビブラートが出せる音程の楽曲を選びましょう。
女性向けの5曲を紹介します。
紅蓮華/Lisa
2019年7月にリリースされた、女性ボーカリストLisaさんのヒット曲。大ヒットしたアニメ「鬼滅の刃」のオープニングテーマ。
ロングトーンが多めで、ビブラートを練習するにはピッタリのアニソンです。
キーはかなり高めなので、発声しにくい場合はいくつかキーを下げて練習しましょう。
テノヒラ/wowaka
2009年に音楽プロデューサーwowakaさんがリリースしたボカロ曲です。
「ボカロ曲には興味がないけどこの歌は好き。」という人がいる程の魅力的な楽曲。
メロディーラインの変動や広い音域が特徴的な曲なので、ビブラートだけでなく高音の練習にもピッタリです。
I Dreamed a Dream/スーザン・ボイル
洋楽はビブラートの練習に適した楽曲が多いです。
この曲の日本語タイトルは「夢やぶれて」。
ミュージカル”レ・ミゼラブル”の中で、必死に娘を守るファンティーヌが、生きていくために泣く泣く男に体を売った後にこの曲を歌います。
映画ではアンハサウェイが素晴らしいビブラートを披露しています。
Yesterday Once More / The Carpenters
こちらも洋楽です。ボーカリスト、カレンのクリアで美しい歌声が印象的。正統派洋楽ビブラートのお手本です。
The Carpentersの英語は明瞭で、日本人にも聞き取りやすく、当時は彼らの歌で英語を習得した日本人もいました。
長い間/kiroro
沖縄出身女性2人のグループKiroroのデビュー曲。優しく力強い歌声で歌う、自然なビブラートが素敵です。
サビ以外の音程は低めですので、声のトーンが低い方の練習曲に適しています。
ビブラートの練習曲におすすめの楽曲5選【男性向け】
続いて、男性に向けたビブラート練習曲を5曲紹介します。
世界が終わるまでには・・・/ WANDS
大人気アニメ「SLUM DUNK」のオープニングテーマ曲。
スローテンポなのでロングトーンが多く、特にサビの部分には効果的にロングトーンが配置されています。
男性らしい歌声を響かせるのにはピッタリの曲です。
from Y to Y / ジミーサムP
2010年にミリオンを達成したボカロ曲。
アップテンポですが、ロングトーンも程よくあり、気軽にチャレンジ出来るビブラート練習曲です。
I just called to say I love you / Stevie Wonder
ロングトーンが豊富な洋楽で、ビブラートの練習がたくさんできます。
「I love youって言うために電話をかけただけだよ。」と甘い言葉のリフレインが女性の心をくすぐります。
365日 / Mr.Children
スローテンポのバラード曲です。ロングトーンが頻繁に出現し、ビブラートをかけやすい練習曲。
ボーカルの桜井さんは、理想の歌声のために自ら望んで喉の手術を受けた程ストイックなアーティスト。
技術は、現在も日々前進中です。
粉雪/ レミオロメン
こちらもバラード曲。スローテンポなのでビブラートを練習するにはもってこいの楽曲です。
サビのトーンが高いのでここだけはビブラートではなく裏声でという手もあります。
【参考】カラオケで高得点がでやすい練習曲3選
ビブラートが上達すると、カラオケで高得点を狙えます。
カラオケの採点は、簡単に自分の歌唱力がわかって便利ですよね。ですが、大好きな曲を歌ったら思ったより得点が低くてガッカリ…なんて方も多いのでは。
高得点が出やすい曲のポイントとして、下記の2点が挙げられます。
- メロディラインの上下が少なめの曲
- テンポが一定でリズムがとりやすい曲
ここではカラオケで高得点が出やすい曲を3曲紹介します。是非参考にしてみてください!
三日月 / 綾香
大阪出身の女性アーティスト絢香が2006年にリリースしたバラード曲。
キーが低めなので、ハイトーンを出すのが苦手という方にも歌いやすい楽曲。正確な音程が出しやすいので高得点を取りやすいです。
浪漫飛行 / 米米CLUB
歌い始めの低いトーンから、サビにかけての流れるような艶っぽいボーカルが魅力。
アップテンポだけれどキーは低めなのでリズムがとりやすくズレにくいのも高得点を狙えるポイントです。
ありがとう / いきものがかり
難しいメロディがなく、カラオケ初心者にも優しい曲。教育的な価値がある楽曲として認められ、教科書に掲載されました。
高得点獲得のためには、幼い子どもが歌いやすく音程のとりやすいこんな楽曲もおすすめです。
ビブラートを習得するのに1番の近道はボイトレ!
ビブラートをカラオケで独学するのもいいですが、どうしてもできない時はボイトレに行ってみることもおすすめです。
プロの先生に見てもらうことによって、より早く正確にビブラートを習得することができます。
ビブラートのおすすめの練習曲まとめ!
上手なビブラートのためにはコツがあります。そして、ここで紹介した10曲でトレーニングすることで、より早くマスターできます。
コツを掴んでたくさん練習すれば、自然なビブラートが出せる様になり、カラオケで高得点が狙えます。
もし、なかなか理想のビブラートに近づけない時は、ご紹介した高得点がでやすい楽曲で楽しんでください。自分の歌に自信が持てるかもしれません。
是非、この記事を参考にチャレンジしてみてください。