ジブリ映画の主題歌・挿入歌ランキング30選！カラオケで歌いやすい人気曲も一覧で紹介！

ジブリ映画は、美しいアニメーションや作品ごとに確立された世界観でも、世界中から愛される映画ばかり。

そんなジブリ映画に欠かせないのが、主題歌や挿入歌など映画のストーリーを彩る音楽です。

これまで20作品以上の映画が公開され、中には大ヒットした主題歌もあります。

この記事では、ジブリ映画の魅力がつまったジブリ映画の人気楽曲についてご紹介します。

カラオケでジブリ映画の歌を歌いたい人やジブリ映画になつかしさを感じる人など、ジブリ映画の主題歌・挿入歌の人気ランキングを参考にしてください。

 

 

 

引用元：yamahamusicchannel

『借りぐらしのアリエッティ』の主題歌が７位に入っています。『Arrietty's Song』はジブリ映画で初の海外ミュージシャンによる主題歌となりました。

主題歌を歌っているセシル・コルベルはジブリの大ファンでもあります。ジブリに対する想いを手紙に書き、自身の作品を添えてジブリに送ったとのことです。

このことがきっかけで主題歌を歌うことに繋がり、『Arrietty's Song』の制作にも携わることになったのです。

【8位】もののけ姫／米良美一

引用元：TeddyLoid

『もののけ姫』といえば米良美一の美声響く、この主題歌でしょう。上記は米良美一ご本人も参加している2018年にTeddyLoidによってリミクスされた動画です。

カウンターテナーの歌手として世界的に活躍していた米良美一さんが、『もののけ姫』の主題歌で日本全国のお茶の間への周知度もアップ。

『もののけ姫』の壮大なテーマに相応しい歌詞と音楽で、映画に深みを加えています。

大人と子供で楽曲にいだく印象は違うという声も。自分自身の今と昔で、印象の違いを楽しむことのできるジブリ映画の主題歌です。

【9位】人生のメリーゴーランド／クミコ

引用元：クミコ公式YouTube
『人生のメリーゴーランド』は『ハウルの動く城』のテーマ曲で、映画では歌詞が付いていない状態で流れていました。

3拍子のワルツのような原曲はヨーロッパの街並みを連想させ、映画の舞台にもマッチしています。また、ソフィーの心情も表現しているかのような少し哀愁を帯びた曲調です。

クミコが歌っている歌詞付きのバージョンは映画では使用されていませんが、歌詞の内容とクミコの声質が『ハウルの動く城』のイメージと合っていると評判を呼んでいます。

【10位】やさしさに包まれたなら／松任谷由実

引用元：松任谷由実公式YouTube

10位にご紹介するのは『魔女の宅急便』のエンディング主題歌『やさしさに包まれたなら』です。

1974年に荒井由実名義でリリースされ、『魔女の宅急便』のエンディング起用で再び人気を得ました。

主人公の成長を描いた『魔女の宅急便』にマッチした軽快な音楽と優しい歌詞が象徴的。

『魔女の宅急便』はオープニング・エンディングともに松任谷由実の歌が採用されています。

【11位】さよならの夏／手嶌葵

引用元：手嶌葵公式YouTubeチャンネル
『さよならの夏』は『コクリコ坂から』の主題歌で、手嶌葵が歌っています。

元々1976年にリリースされた森山良子の楽曲を、『コクリコ坂から』が公開されるにあたり手嶌葵がカバーした楽曲です。

ノスタルジックな曲調と手嶌葵の歌声が『コクリコ坂から』のさわやかな雰囲気と絶妙にマッチしているのではないでしょうか。

【12位】海になれたら／坂本洋子

引用元：スタジオジブリ公式HP
『海になれたら』は『海がきこえる』のエンディング主題歌です。ヒロインの声を担当した坂本洋子が歌っています。

坂本洋子の透明感溢れる歌声が、学生達の青春模様を描いている『海がきこえる』の雰囲気にマッチしています。

【13位】ひとりぼっちはやめた／矢野顕子

引用元：スタジオジブリ公式HP
『ホーホケキョとなりの山田くん』の主題歌『ひとりぼっちはやめた』は矢野顕子が歌っています。

矢野顕子の暖かみのある歌声によってノスタルジーさが感じられ、家族をテーマにした映画によく合っています。

この歌を聴くと、家族はもちろん自分以外の誰かの存在が、人生を豊かにしてくれることに改めて気づかされるかもしれません。

【14位】Fine On The Outside／プリシラ・アーン

引用元：シンガーソングライター上田桃夏公式サイト

『Fine On The Outside』は『思い出のマーニー』の主題歌です。

主題歌を歌っているプリシラ・アーンは三鷹の森ジブリ美術館でミニコンサートを行ったことがきっかけで、主題歌を歌うことに繋がりました。

『思い出のマーニー』の静かな世界観にぴったりな歌声に癒されるという感想も目にします。

ジブリ映画の主題歌の中で、全て英語で歌われている曲は『Fine On The Outside』が初めてです。

【15位】いのちの名前／木村弓

引用元：DAZBEE official

『いのちの名前』は『千と千尋の神隠し』の挿入歌です。

「歌詞が映画のテーマに重なっている」「木村弓の繊細で綺麗な歌声が『千と千尋の神隠し』の独特な世界観にマッチしている」といったレビューもたくさんあります。

『千と千尋の神隠し』は2020年に劇場版『鬼滅の刃』が公開されるまで歴代興業収入1位の映画でした。

たくさんの人に視聴された映画なので、挿入歌も印象に残っている人が多いのかもしれませんね。

【16位】いつでも誰かが／上々颱風

引用元：スタジオジブリ公式HP
『いつでも誰かが』は『平成狸合戦ぽんぽこ』のエンディング主題歌です。

エキゾチックで不思議な感じがする曲調は、狸が主人公である映画のエンディングに違和感なく溶け込んでいます。

この歌が流れると思わずリズムに合わせて体を揺らしたくなるくらいです。

歌詞も仲間と力を合わせる映画の内容と合っていて、励まされたい時や少し孤独を感じる時に聴くと元気が出てきますよ！

【17位】愛は花、君はその種子／都はるみ

引用元：都はるみ 公式YouTubeチャンネル

『おもひでぽろぽろ』のエンディング主題歌である『愛は花、君はその種子』は、ベット・ミドラー『The Rose』の日本語訳を演歌の大御所都はるみが歌った楽曲です。

演歌でつちかった歌唱力と説得力をベースにしっとりとしたやわらかい声で歌い上げられています。

20代後半の女性主人公の心情を映しこんだ歌詞と都はるみのやさしい歌声がマッチして、ジブリ映画に深い感動を添えているかのようです。

【18位】まいご／井上あずみ

引用元：スタジオジブリ公式HP
『となりのトトロ』の挿入歌の『まいご』はさつきがメイを探すシーンで流れる曲です。

井上あずみが、さつきの気持ちを代弁するかのように、情感たっぷりに歌っているのが印象的な歌ですよね。

『さんぽ』は『ぐりとぐら』などの著者である中川李枝子が作詞していることもあり、小学生のさつきが幼い妹メイのことを心配する心情がよく表されています。

【19位】紺色のうねりが／手嶌葵

引用元：スタジオジブリ公式HP
手嶌葵が歌う『紺色のうねりが』は『コクリコ坂から』の挿入歌です。

高校生達が合唱するシーンの曲で、校歌のようなピアノ伴奏も印象的。学生の頃を思い出してしまうような楽曲です。

宮沢賢治の詩を原案に、宮崎駿・宮崎吾郎が作詞したというエピソードも残っています。

『紺色のうねりが』は若者への応援歌のような内容で、清々しい印象も。手嶌葵の声と応援歌のほどよいバランスが、ジブリ映画を彩っています。

【20位】荒れた庭／セシル・コルベル

引用元：スタジオジブリ公式HP
『借りぐらしのアリエッティ』の挿入歌である『荒れた庭』は、この映画が持つ可愛らしい雰囲気がよく表れている曲です。

主題歌と同じくセシル・コルベルが歌っています。

小人と人間が繰り広げるストーリーに相応しいファンタジックで少し懐かしい感じのする曲は、ジブリファンの好みのタイプかもしれませんね。

ジブリの歌カラオケで歌いやすい曲10選！

ジブリの歌は子供も大人も歌える曲も多くあります。また、たくさんの人から周知される歌も多いので、カラオケで歌うとみんなで楽しめるというメリットも。

ただ、世界的な歌手の歌う歌や高音ウィスパーボイスなど特徴的なジブリの歌は、カラオケに向かない歌もいくつかあります。

そこで、カラオケで歌いやすいジブリの歌を10曲ご紹介しますので、みんなで歌えそうなジブリ映画の歌をさがすときの参考にしてください。

①ひこうき雲／松任谷由実

引用元：松任谷由実公式YouTube
『風立ちぬ』の主題歌『ひこうき雲』は松任谷由実の1枚目のアルバムのタイトル曲でもありました。

ゆったりとしたテンポなので、歌いやすい曲でしょう。

命や死についての曲ですが重たくなりすぎずに歌え、また感情を込めて歌えるような歌詞なので、幅広い年代の人におすすめできる歌です。

②となりのトトロ／井上あずみ

引用元：スタジオジブリ公式HP

『となりのトトロ』は映画タイトルと同名のエンディング主題歌です。

井上あずみの声で、明るく楽しくエンディングを盛り上げています。トトロのいえばこの歌というくらい、子どもから大人まで幅広い世代に親しまれています。

メロディーも歌詞もシンプルでやさしいので、大人だけでなく子どもにも歌いやすい曲ですね！

③カントリー・ロード／本名陽子

引用元：Goose house

『カントリー・ロード』は『耳をすませば』のエンディング主題歌で、主人公雫の声を担当している本名陽子が歌っています。

『カントリー・ロード』は元々英語の歌ですが、映画の中で雫が歌詞を翻訳するというシーンがあり、エンディング主題歌でも日本語で歌われています。

オリジナルの英語の歌よりも、日本語版『カントリー・ロード』の方が歌詞が前向きな内容になっているので、カラオケで歌っていても明るい気持ちになれそうです。

④いのちの記憶／二階堂和美

引用元：スタジオジブリ公式HP
『いのちの記憶』は『かぐや姫の物語』の主題歌で二階堂和美が歌っています。

この曲は二階堂和美が作詞・作曲を担当したのですが、制作に際して監督の高畑勲と入念な打ち合わせを行い、映画の世界観に合った主題歌が誕生しました。

音程の変化は激しくなく、ゆっくりとしたテンポなので、歌詞の意味を掴みながら心を込めて歌うことをおすすめします！

⑤崖の上のポニョ／藤岡藤巻・大橋のぞみ

引用元：SeanNorth公式

『崖の上のポニョ』のエンディング主題歌です。

藤岡藤巻と大橋のぞみのデュエットで、子役だった大橋のぞみの歌声と可愛い姿でかなり話題になった主題歌でもあります。

明るく元気が出るメロディに、子どもでも歌いやすい歌詞なので、子どもと一緒に歌うのにおすすめです！

⑥テルーの唄／手嶌葵

引用元：手嶌葵公式YouTube

『ゲド戦記』の挿入歌である『テルーの唄』は映画の中でテルーの声を担当している手嶌葵が歌っています。

手嶌葵のメジャーデビュー楽曲です。

ゆっくりとしたテンポで音域がせまいため、歌いやすい曲としてご紹介します。

⑦時には昔の話を／加藤登紀子

引用元：加藤登紀子公式YouTube

『紅の豚』のエンディング主題歌の『時には昔の話を』は、マダム・ジーナの声を担当した加藤登紀子が歌っています。

歌唱力が必要とされる歌ではありますが、マダム・ジーナのような大人の雰囲気を漂わせながら歌えば、聴いている人の心を掴める曲です。

ジブリの歌の中でも明るく元気な曲ではなく、しっとりとした歌を探している人におすすめです。

⑧さんぽ／井上あずみ

引用元：スタジオジブリ公式HP

『さんぽ』は『となりのトトロ』のオープニング主題歌で、井上あずみが歌っています。

明るく陽気なメロディにのせて、本当に歩き出したくなるような、聴いている人の気持ちを元気にさせてくれる歌です。この曲を歌うと、映画でメイが元気いっぱいに歩くシーンが自然と目に浮かんできますよね。

この曲の歌詞は児童文学作家の中川李枝子が作詞しました。

⑨わらべ唄／−

引用元：スタジオジブリ公式HP

『かぐや姫の物語』の挿入歌である『わらべ唄』については、映画で聴いて以来印象に残っているという感想を目にすることがあります。

高畑勲監督が作詞・作曲した歌です。日本に昔からある童謡のように作りこまれています。

童謡のように歌いやすいテンポにやさしい歌詞なので、子どもにも歌える曲になるでしょう。

⑩朝ごはんの歌／手嶌葵

引用元：スタジオジブリ公式HP
『コクリコ坂から』の挿入歌『朝ごはんの歌』は手嶌葵が歌っています。

誰もが共感するような歌詞の内容で、軽快に楽しく歌える曲です。

壮大な雰囲気の曲が多いジブリ映画の主題歌と比べると、『朝ごはんの歌』はみんなで楽しめるような、陽気で気軽に歌える曲でしょう。

ジブリ映画の主題歌・挿入歌ランキングまとめ

ここまでジブリ映画の主題歌や挿入歌などを中心に、人気のある曲を紹介してきました。

ジブリ映画は主題歌がヒットすることがあるので、映画は見ていなくても歌は知っているという人もいるでしょう。

カラオケで世代が違う人が集まったとしても、ヒット曲を歌うと思いがけず盛り上がるかもしれませんね。

ジブリの人気曲をチェックしたい方は、この記事を参考にしてみてください！