音楽を手軽に作成したい時に役立つサイトが無料音楽作成サイト。ダウンロード不要で遊び感覚で楽しみながら作成できるものから本格的なものまで種類も様々です。
そんなおすすめの作曲サイト10選を一挙ご紹介します。
- 作曲サイトとは何か?
- 作曲ソフトとの違い
- 作曲サイトのメリット・デメリット
- おすすめの無料作曲サイト10選
Contents
作曲サイトとは?
作曲サイトとは、ダウンロード不要で音楽を作成できるオンライン上のWebページのことです。
作曲完了までネット上のwebサイト内で完結し、作成した音源は、再生・保存も可能。無料で音楽を作りたい、著作権のない音楽を自作したいといったニーズにフィットするサービスです。
日本語対応のサイトやボカロが制作できるサイト、最近ではより本格的なサイトもありますので、使いやすいサイトや操作性の合うサイトから選びましょう。
作曲ソフトとの違い
Web上で無料の音楽制作ができるツールとして「作曲ソフト」があります。
作曲サイトとの大きな違いは、PCに作曲ソフトをダウンロードする必要があることです。
作曲ソフトのメリットは、たくさんのパート音を重ねる操作、パートそれぞれの音量調整、エフェクトをかけるなどできることなどがあります。
作曲サイトより、質の高い音楽制作が可能なので、作曲作業経験者や作曲サイトに慣れている人におすすめです。
作曲サイトのメリットとデメリット
作曲サイトは、作曲ソフトに比べて、作曲初心者でも簡単に挑戦できそうということが分かりました。
作曲サイトのメリットやデメリットを簡潔にご紹介しますので、音楽制作のツールを選ぶ時の参考にしてみてください。
①メリット
作曲サイトは、PCにインストールしなくても作曲ができるという手軽さが最大のメリットです。
子供でも遊びながら制作できる感覚的なサイトからより本格的なサイトまで様々な種類があります。
制作した音源は保存、共有できるサイトもあるので、「まず、やってみよう」という遊び感覚での作曲作業も可能です。
②デメリット
作曲サイトの音質や機能は、作曲ソフトよりも低いです。
作曲サイトの中には、本格的に作曲できるサイトもリリースされはじめていますが、作曲ソフトと比べると質は劣る傾向にあります。
キーボードや楽器など外部媒体と接続できないこともデメリットの1つ。
キーボードを使った作曲を本格的にしたり、音を重ねた作曲に挑戦したりといったステップアップの時期がきたら、作曲ソフトをさわってみましょう。
おすすめの作曲サイト10選!
使いやすくておすすめの作曲サイトをまとめました。
様々な種類のサイトから、「感覚的に作曲できるサイト」「本格的な作曲ができるサイト」「ボカロが作曲できるサイト」に分けてご紹介します。
感覚的に作曲できるサイト4選!
遊び感覚で作曲できるサイト4つをご紹介!子供でも楽しくつくれるような可愛いデザインのサイトも。
感覚的で大人でもハマってしまう人が続出のサイトです。
①Chrome Music Lab【日本語版あり】
Chrome Music Labは、楽しく遊びながら実験のように音楽制作ができるサイトです。音楽学習のために作られたサイトで、子供向けな可愛らしいデザインが特徴です。
種類も豊富で、リズム・メロディー・ピアノ・ベース・和音・アルペジオなどがあります。複数の人で同時に音を鳴らせる機能をもつ共有ピアノもあります。
制作した作品はURLで保存や共有することが可能。簡単な操作ながら、作曲における思考も育成できる有能なサイトです。
②io808【日本語版あり】
io808は、16ビートのリズムパターンが手軽に作れるサイト。
1~16まで振られた数字の下のボタンをクリックするだけで音が追加でき、感覚的で簡単な操作性、かつ楽しさを持ち合わせています。
音色はドラムセットにあるバスドラム、スネアドラム、フロアタム、シンバルなどに加えて手拍子などがあり、12パートのリズムを重ねることができます。
少しこだわりたい人向けに、速さの変更や各パートの音量調整などの機能も。
③tonematrix【日本語版あり】
tonematrixは、シンプルなメロディー作成サイトです。
サイトトップページは上記のようなシンプルなもので、ページ右下部にあるボタン“オープンスタジオ”をタップすると、作曲サイトが開きます。
横軸は拍、縦軸はドから2オクターブの上のドまでの音の高さを表し、マスをクリックすることで音を鳴らすことができるというシンプルな仕組み。
音色は鉄琴のような癒し系の電子音で、自動でループ再生されます。音を重ねることでよりいい感じのメロディー作成可能。音の動きを視覚的に捉えながら楽しく制作できます。
④acidmachine2【日本語版あり】
acidmachine2は、メロディーが作成できるトラックが2つと、ドラムキットのリズムパートの計3トラックを重ねることができるサイト。
無料にしては充実した機能で、音量を調整できるミキサーの機能やメロディーの一音一音も細かく変えられることも可。
操作は少し複雑になりますが、いろいろと試行錯誤しながらこだわりをもって作曲できる面白さがあります。
本格的な作曲ができるサイト4選!
続いて、作曲ソフトに近づく、より本格的な音楽制作ができる無料サイトをご紹介します。
①Soundation【日本語版あり】
Soundationは、ドラッグ&ドロップの直感的な操作で作曲できる知名度も高いサイト。
作曲ソフトに似た画面で、無料にしては音源や機能がかなり豊富。700種類もの音源や様々なエフェクトがあります。
まず音源を選び、そこに音を追加したりエフェクトをかけていくだけで、だれでも簡単に作曲が可能。
より高度な制作がしたい人は、パソコンのマイクを使ってオーディオを録音することもできます。
②Ocean
Oceanは、見やすいデザインで初めて音楽を作成する人でも扱いやすい作曲サイト。
クリックで音を追加したり、オーディオファイルをドラックしてパズルのように組み立てながら簡単に作曲できます。
さらに世界中のユーザーとセッションしながら作成も可能。ただし、その場合は無料のアカウントの登録が必要です。
③Audio Sauna【日本語版あり】
Audio Saunaは、こちらも作曲サイトに近づくより本格的な音楽制作ができるサイト。
利用にはお使いのPCにFLASHがインストールされている必要があります。
画面は少し古めな印象ですが、メロディーとリズム合わせて8トラック重ねることができ、音色や機能も種類が豊富です。
キーボードの画面が下に出てきて、クリックしたり、録音ボタンを押してPCのキーボードからの入力も可能。
④Soundtrap【日本語版あり】
Soundtrapは、Spotifyが提供する作曲サイト顔負けの画面の音楽作成サイト。機能面においても充実したループ音源や音色を使用することができます。
こちらも音の編集はクリックをして感覚的にでも、パソコンのマイクを使って録音することも可能。
また上級者向けにキーボードなどのオーディオインターフェースを接続してライン録音をすることもできます。
ボカロが作曲できるサイト2選!
最後にボカロが作曲できる便利な無料サイトを2つご紹介します。初心者の方でも扱いやすいサイトで、おすすめです。
①CREEVO【日本語版あり】
CREEVOは、歌詞を打ち込めば、全自動でボカロを作曲してくれるとても簡単で楽しいサイトです。
②Renoid Player【日本語版あり】
Renoid Playerも簡単な操作性で感覚的に作曲できる楽しいサイトです。
シンプルな操作画面で扱いやすく、9種類の歌声が選べ、ビブラートなどのエフェクト機能つき。
説明も含めて1画面で完結していて、初心者にもおすすめです。
作曲サイトまとめ
作曲サイトは、無料でも十分に音楽制作ができる機能を備えたものがあり、進化をし続けています。
日本語対応のサイトやボカロが制作できるサイトもあり、子供でも説明なしに感覚的に遊べるサイトまで種類も豊富に。
作曲ソフトよりは性能が劣る傾向があるものの、手軽に作曲が楽しめるので試してみる価値あり!
ぜひこの記事を参考に様々な作曲にチャレンジしてみてください。