リズム感がないと、うまく歌っていても音程がずれてしまうためカラオケの点数が低くなります。
また、聴いている人も歌に違和感を感じることでしょう。
このように歌をうまく歌うには、音程やテクニックだけでなくリズム感が大事です。
今回はリズム感を鍛える方法について紹介します。
- リズム感とは
- リズム感のある人・ない人の特徴
- リズム感を鍛える5つの方法
- リズム感を鍛えるのにおすすめのアプリ3選
- リズム感を鍛えるのにおすすめの動画3選
- リズム感を鍛えるのにおすすめの曲3選
Contents
リズム感とは?ある人とない人の特徴
最初にリズム感の意味について解説します。
リズム感がある人とない人にどのような特徴があるのかも紹介していますので、自分がどちらに当てはまるか確かめてみましょう。
リズム感とはリズムを感じる力
リズム感とは、リズムを感じる力のことです。
リズム感によって流れてくる音楽に手拍子をつけたり、ダンスをしたり、歌ったりできます。
生まれつきの才能もありますが、リズム感は後から身につけられる能力です。
そのため、今回紹介する方法を使って少しずつリズム感を磨いていきましょう。
リズム感がある人の特徴
リズム感がある人には以下のような特徴があります。
- 表拍と裏拍が取れる
- 音楽が消えても一定のリズムがキープできる
- 他の楽器が鳴っていてもドラムやベースの音を感じられる
- カラオケでタイミングよく歌える
- 曲に合わせて踊れる
- スキップできる
- 球技が得意
このように歌だけでなく、球技などの運動ともリズム感は密接に関係しています。
上記の特徴が全てある人は、かなりリズム感がいいといえるでしょう。
リズム感がない人の特徴
リズム感がない人には次のような特徴があります。
- 拍が取れない
- 最初は合っていたのに気づくとリズムがずれている
- 他の楽器が鳴っているとドラムやベースの音がわからない
- カラオケで歌うタイミングが合わない
- 曲に合わせて踊れない
- スキップできない
- 球技が苦手
自分に当てはまる項目や、こういう人周りにいるなと思う特徴があったのではないでしょうか。
このような特徴にあってはまったとしてもリズム感は鍛えられますので、次に紹介する方法を試していきましょう。
リズム感を鍛える5つの方法
リズム感を鍛える方法を5つ解説します。どれか一つでもいいので、できることから始めてみましょう。
①曲を聴き込む
歌いたい曲を聴き込むことによって、どのようなリズムかがわかるためリズム感を鍛えられます。
聴きながら手を叩いたり、足を鳴らしたりと全身でビートを感じましょう。
また、イヤホンで聴くことで、リズムを担うドラムやベースなどの音が聴こえやすくなりますよ。
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②メトロノームを使う
メトロノームを使ってさまざまなスピードで拍をとることによって、リズム感が身につけられます。
メトロノームは購入してもいいですが、スマホの無料アプリが手軽でおすすめです。
まずはBPM50といったゆっくりとしたテンポから表拍を取り、問題なければ徐々にテンポを上げていきます。
その後さらにリズム感を鍛えるために、裏拍も取ってみましょう。
声で「1・2・3・4」と言ったり、足を鳴らしてみたり複数組み合わせたりすると、より難易度が上がりますよ。
③楽器でリズムをとる
楽器を演奏することで、リズム感は磨かれていきます。
手軽なところでいえば、タンバリンやマラカス、カスタネットでリズムをとってみるといいでしょう。
ギターやドラム、ピアノなどを演奏できる人は、そちらも試してみてください。
また音楽スクールでは、ボーカルだけでなく楽器の演奏を教えてくれるところもありますので、体験レッスンに行ってみるのもおすすめです。
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④アプリや音ゲーで遊ぶ
アプリや音ゲーで遊ぶことで、リズム感が鍛えられます。
ギターやドラム、太鼓を演奏したり、アニメのキャラクターが登場したりと、さまざまなアプリや音ゲーがリリースされています。
このようにバリエーションが豊富ですので、楽しみながらリズム感を鍛えられますよ。
後ほどおすすめのアプリも紹介していますので、ぜひ遊んでみてください。
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⑤YouTube動画で練習する
YouTubeではボイストレーナーや歌手によって、リズム感に関する動画が多く投稿されています。
リズム感があるかの診断動画や手拍子のやり方などの動画があるため、リズム感を鍛えるのに役立ちますよ。
後でおすすめの動画を紹介していますので、ぜひ視聴してみてください。
リズム感を鍛えるのにおすすめのアプリ3選
リズム感を鍛えられるおすすめのアプリを3つ紹介します。
いずれのアプリも無料で使えますので、試しにダウンロードしてみましょう。
①Smart Metronome&Tuner
「Smart Metronome&Tuner」は、メトロノームが使えるアプリです。
一定のテンポで鳴らすだけでなく、拍子、テンポ、小節数が自由に設定可能で、5〜240BPMという幅広い範囲でテンポが設定可能です。
また曲ごとのテンポを登録できるため、自分が好きな曲をスムーズに練習できますよ。
②Music Rhythm Trainer
「Music Rhythm Trainer」はスマホの画面をタップしてリズムをとるアプリです。
168ものエクササイズが用意されており、クリアすることで次のレベルに挑戦できます。
また「パフォーマンスモード」では、楽曲に合わせながらリズムをとる練習もできますよ。
歌うときのリズム感を鍛えるため、呼吸を合わせて、体で乗りながらタップしていきましょう。
③リズムラーニング
「リズムラーニング」は、譜面を見てリズムをとる練習ができるアプリです。
難易度はレベル1からレベル18まで用意されているため、十分にリズムの基本を身につけられます。
またカスタム機能もあり、完全にオリジナルな楽譜を作れるので、練習のバリエーションが広がりますよ。
リズム感を鍛えるのにおすすめの動画3選
リズム感を鍛えられる動画がYouTubeにはたくさんあります。その中でも特におすすめの動画を3つ紹介します。
①「リズム感テスト」SLEEP FREAKS
出典:SLEEP FREAKS
日本最大級のDTMメディアサイト「Sleepfreaks」さんのYouTube動画で、リズム感診断ができます。
最初にメトロノームの音に合わせて拍をとります。その後メトロノームの音が消えてもリズムをとり続け、音が戻ったときにリズムがあっていればクリアです。
レベルは以下の5つです。
- Level1「2小節のテンポをキープ」
- Level2「4小節のテンポをキープ」
- Level3「休符を入れたリズム」
- Level4「裏拍のリズム」
- Level5「付点8分のリズム」
定期的に挑戦し、あなたのリズム感が良くなっているか確かめてみましょう。
②「リズム感が圧倒的によくなる手拍子」しらスタ
おしらさんは明るいトークとオネエキャラが魅力的なボイストレーナーで、2023年4月時点でチャンネル登録者は180万人を超える人気YouTuberでもあります。
こちらの動画では、リズム感がよくなる手拍子のやり方を解説されています。今日から練習に取り入れて、リズム感を磨いていきましょう。
その他にもカラオケでリズムをとるときのNG例や、練習におすすめの曲もわかりますよ。
③「リズム感の毎日トレーニング」音大卒があなたのお困り助けます。
元音大生の投稿者さんが解説している、手拍子でリズムトレーニングができる動画です。
1拍に音符1〜4つまでの練習が可能で、2分ほどでトレーニングは終了しますので、毎日コツコツと続けていきましょう。
リズム感を鍛えるのにおすすめの曲3選
リズム感を鍛えるのにおすすめの曲を3つ紹介します。徐々に難易度が上がるので、順番に歌ってみましょう。
①海の声/浦島太郎(桐谷健太)
出典:au
桐谷健太さんの「海の声」は2015年にリリースされた曲で、『au三太郎シリーズ』の浦島太郎として歌って話題となりました。
BPM76と全体がゆったりとしており、キーも高くないためリズムを取ることに集中できるでしょう。
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②マリーゴールド/あいみょん
出典:あいみょん
2018年にリリースされた「マリーゴールド」は、紅白歌合戦に初出場した際に披露されたあいみょんさんの代表曲です。
ミディアムテンポで、キーもあまり高くないため高音が苦手な女性でも歌いやすいでしょう。
ドラムの音を感じて、リズムに乗って歌ってみてください!
③恋/星野源
出典:星野源
「恋」は、新垣結衣さんと星野源さんが出演したドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の主題歌として、恋ダンスと共に大ヒットしました。
4/4拍子とリズムはわかりやすいですが、BPM158とかなり速いテンポであるため難易度は高いといえます。
楽しみながら、リズムに乗って歌ってみてください!
リズム感を鍛えて楽しく歌おう!
今回はリズム感の鍛え方について紹介しました。
リズム感を鍛えるには曲をよく聴き、地道に裏拍を取るなど、練習を続ける必要があります。
それでも身につけることによって、より歌がうまくなっていきます。
楽しく歌うためにも、少しずつリズム感を鍛えていきましょう!